飼主の責任
諸般の事情により、実家の愛猫である竹千代♀を引き取ることになった。
私が自宅の庭で、母猫に置き去りにされてしまった猫を飼うことになり、20歳前ぐらいに家族となった猫だ。
それから17年以上は過ぎている。


そんなこんなで、ホームセンターにより、猫のトイレとペット用キャリーバッグを買い、なんとか自宅まで連れて帰ることができた。
まずは最初に、身体を洗い綺麗にしてあげた。
トイレも設置して、餌はドライフードしか食べないので、餌やりは楽で、後は水を設置した。
悲しいかな元の飼主である私のことなど、とっくに忘れ去られているわけで、机の下に隠れてニャーニャー鳴くばかり、落ち着いたのは深夜だった。
そんなこんなで心配で眠れなかったわけですが、その時に飼主の責任について深く考えさせられました。
猫だって人間と同じように病気になるし、動物病院に連れて行かなければならない。
一旦飼ったら、ずっと一生見守らなければならない。
あたり前のことであるが、非常に難しいことでもあり、それは決して、飼いたいという気持ちだけで飼えるものではない。
話しは変わるが、弟も猫を飼っていたことがある。
2匹飼っていたのだが、1匹が糖尿尿になり、莫大な費用がかかったことがある。
飼主としてあたり前の責任であるが、莫大な費用がかかるし、ペットによっては、人間より長生きするものもある。
怯える愛猫竹千代ちゃんを見ながら、
飼主の責任を負う覚悟を決めた。
毎日帰る楽しみが一つ増えました。