リチウムイオン電池を超える次世代第二電池が世界を変える
大袈裟なタイトルですが、リチウムイオン電池を超える次世代第二電池が世界を変える。
数日前に、ケミカル工場の見学に行った。
本来のモノ作りは、この数十年で衰退し、中国工場の閉鎖などを経て、これからは、リチウムイオン電池を使用した製品の販売に力を入れていくとのことだ。
そんなのもあいまり、今朝方、フェイスブックの2年前の今日、お掃除ロボット掃除機のルンバを購入したみたいだ。
これもリチウムイオン電池で、家庭の至る所にリチウムイオン電池もあり、車ではハイブリットやPHVが販売され、家庭や工場では、蓄電池などの、大幅な性能の向上した次世代第二電池が、これからの大きな課題となっている。

25_jisedai_battery.pdf
エ ネ ル ギ ー 密 度 が ...
特許庁のホームページによると、そういう次世代第二電池の製品化の見通しが書いている。
空 気 電 池 2020年~ ( リ チ ウ ム 、 亜 鉛 な ど ) 2030年~
は 、 正 極 活 物 質 と し て 空 気 中 の 酸 素 を 使 う 電 池 で あ り 、 正 極 活 物 質 が 空 気 で あ る た め に 重 量 は ほ と ん ど な く 、 エ ネ ル ギ ー 密 度 が 高 い 電 池 と な り う る 。

ナ ト リ ウ ム イ オ ン 電 池 2015年~ 本格的には、2020年~2025年
伝 導 イ オ ン に ナ ト リ ウ ム イ オ ン を 利 用 す る 電 池 、 多 価 イ オ ン 電 池 は 、 伝 導 イ オ ン に 多 価 イ オ ン を 利 用 す る 電 池 で あ る 。

硫 黄 系 電 池 (マグネシウム電池、多価イオン電池、その他電池)マグネシウムイオン電池 2030年~
正 極 に 硫 黄 系 物 質 を 用 い た も の 、 有 機 系 電 池 は 正 極 に 酸 化 還 元 活 性 を 示 す 有 機 系 材 料 を 用 い た も の で あ る
引用元:特許庁 平 成 2 5 年 度 特 許 出 願 技 術 動 向 調 査 - 次 世 代 二 次 電 池 -
リチウムは、ご存知の通りのレアメタルであり、資源の枯渇の危機にあるという人もいれば、商社などの人からは、出荷調整しているので、まだまだ大丈夫だと言う人もいるし、専門の学者でも真相はわからないのではないだろうか。
さて、どの電池が主流になるのか?
アメリカのスタンフォード大が実験に成功した、アルミニウムイオン電池が脅威だと思いつつ、利用特性が違うので、ナトリウムイオン電池などからスタートするだろう。
ちなみに、ナトリウムイオン電池の関連銘柄では、古河電工ではなく、【6937】古河電池なんかが、ずっと下がっているので、買い時が今頃なのか、もう少し下がったら買いかもしれない。(自己責任で)