|京都の祇園にある老舗料亭「菊乃井」流の松茸ごはんを作ってみた
どういう松茸ごはんにするか悩んだ挙句、そんなに上物の松茸ではなかったので、油揚げを薄すくカットして松茸と炊込む「菊乃井」の松茸ごはんのレシピにチャレンジしてみた。
関西ローカルでは、テレビでもお馴染みのミシュラン3つ星和食料亭「菊乃井」三代目主人料理人 村田吉弘さんで知っていることだろう。
▷材料
・お米:2合
・松茸:中程度の2本

・だし汁:400cc
コストコで大人気の久世福商店 風味豊かな万能だしを使った。
コストコが近くになければネットで買う価値はあり。
・料理酒:大さじ1
・濃口醤油:小豆島のたまり醤油を使用した。
・薄口醤油:小さじ1 お馴染みの安くておいしいヒガシマル
どーんと業務用サイズぐらい買いたいものだ(笑)
・塩:味見しながら適量
・油揚げ:1枚

油揚げの下処理は半分にカットして、中の白いお豆腐部分をできるだけスプーンでそぐ。
後は細く、できるだけ細く切っていく。
熟練した和食の包丁技術がいるだろう(笑)

1、まずはお米を研いでざるにあげて水切りを15分程度ほっておく。
2、油揚げを半分にカットして、中のお豆腐部分をスプーンでそぎ落とす。
3.松茸の根元部分を包丁を斜めに入れて石づきをかっとし、ちょっと太めにかなり厚めに松茸を大胆に切る。
4.炊飯器の釜に先に研いだお米を入れて、料理酒:大さじ1
、濃口醤油:小さじ1、薄口醤油:小さじ1を入れて、後は炊飯器の釜の2合の目盛りまで出汁を入れ、油揚げをカットしたのを入れてかき混ぜます。
残った出汁は、茶わん蒸しに使いました。
最後に厚めにカットした松茸を入れて、炊飯器にセットしてスイッチオンで完成です。

炊き上がりました。
美味しそうです。

油揚げの油分が絶妙な味わいに深めています。
これは絶対に、油揚げを薄くカットして入れたほうがおいしいと思う。
油揚げは薄く切っているので、入っていることが分からないレベルです。

松茸半分の贅沢な茶わん蒸しも作りました。
ただただ美味しい。

松茸の天ぷらもやっちゃいました。
どれこれも美味しくて、久々に満足のいく料理ができました。
決め手となったポイントは、油揚げの油分と出汁の旨みが絶妙であったからでしょう。
確かに美味しい炊込みごはんは、少し油分があるものだ。
大変勉強になりました。