|分譲マンション管理会社の人がはっきり教える管理費を下げる方法

会社は複数の業種をしているが、分譲マンションの管理会社側でもある。住んでいるマンションの管理組合運営には全く興味もないし、総会なども一切の参加もしないが、今回住んでいるマンションのアンケートを見て物凄く腹が立った(笑)
パナソニックのエミットマンションシステムの解約について検討するアンケートであった。住んでいる分譲マンションは、まだ築3年で総戸数は200戸であり、今回のエミットマンションシステム解約で、年間約130万円のコストダウンになるとかなんとか。
やめれ!!!
マンションの資産価値が下がるではないか!!!!!!
総戸数200戸ならば、130万円という金額はしれた金額だ。
そもそも、エミットマンションシステムを解約したとしよう。その後、またエミットマンションシステムを導入する費用なども調べていない安易なコストダウンの発想にしか感じれない。
このエミットマンションシステムってのは、外出先から訪問者を確認したり、ホームセキュリティーと連動したり、宅配ボックスの通知をメールで知らせてくれたり、今時のマンションでは必須の設備となっている。
総戸数200戸のマンションで、居住している部屋の面積により管理費は変わるが、平均月額1万としよう。
200戸なので、月額約200万円も管理会社に支払っているのだ。なので何度も書くが、年間約130万円のコストダウンをして、マンションの資産価値が間違いなく下がる、エミットマンションシステムの解約などする必要などない。
まずすべきは、エミットマンションシステムの契約金額の減額交渉だ。
ここからが、タイトルの分譲マンション管理会社の人がはっきり教える管理費を下げる方法についてであるが、最も簡単なのは、現状の管理会社の契約の減額交渉をするだけでいい。
減額交渉する前に注意するは、先に管理の仕様を決めて、独立系の管理会社や地域密着型のデベ系管理会社から相見積もりを取り(3社ぐらいでいい)、現状の管理会社との契約金額の値下げについて交渉するだけでいい。
そういうわけであるが、見積もりを依頼する仕様に関する注意点は、必ず2パターン以上にすること。
何故ならば、デベから販売の段階で作られた管理仕様書は机上論で、結構いい加減なものなのだ。
最近では、管理費が高いとマンションが売れないので、削減管理の仕様のマンションも見受けられるが、大体が過剰な仕様の場合が多い。
管理員は必要なのか?そういう部分から考るとびっくりするぐらいに安くなる。
少しマンション管理に詳しい人がいるならば、分別発注しても構わない。
分別発注は難しいものではない。管理会社が協力会社に丸投げしている業務を分別発注すれば、管理会社がマージンをオンしている部分をカットできるだろう。
注意するは、分別見積もりを依頼した会社から管理会社に情報が流れる場合もあるので、見積もりするにあたり守秘義務の覚書程度はしておきたい。
これをちゃんとしないと、横並びの見積もりが提出される可能性は高い(笑)
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